「お金を残したいなら、まずは固定費を見直そう!」
私が最初にこれを聞いたとき、正直こう思いました。
ポメモなんか地味だな~。もっとガツンとお金が増える方法ないのかな~
固定費とか家計の見直しって、なんだか地味に聞こえません?
でも今は、そう思っていた過去の自分に会いに行って、全力で説得したい!
なぜなら、それほど効果は大きくないと思っていた固定費の見直しで、わが家の家計は大きく変わったからです。
スマホやインターネット、保険、電気など、これまで何となく払い続けていた固定費を一つずつ見直しました。
その結果、減らせた支出は年間984,473円。月平均にすると約82,000円です。
これは、食費を切り詰めたり、好きなことをあきらめたり、我慢して捻出したお金ではありません。
スマホもネットも今までどおり使っていますし、電気の使い方を変えたわけでもありません。暖房も冷房も今までどおり使っています。
やったのは、固定費を見直しただけ。
生活の満足度はほとんど変わらないのに、手元に残るお金は増えたのです。
地味どころか、家計へのインパクトは絶大。
「こんなに変わるなら、もっと早くやっておけばよかった」と思うほどです。
この記事では、わが家が実際にどんな固定費を見直して、いくらからいくらになったのか、リアルな金額とともに紹介します。
「こんなに変わるなら、うちも見直してみようかな」と思ってもらえたらうれしいです。
わが家が見直した固定費と年間削減額一覧
実際に見直した固定費と、見直し前後の金額をまとめました。
| 見直したもの | 見直し前 | 見直し後 | 年間削減額 |
|---|---|---|---|
| スマホ(私) | 7,173円/月 | 293円/月 | 82,560円 |
| スマホ(夫) | 3,127円/月 | 990円/月 | 25,644円 |
| インターネット | 4,400円/月 | 3,850円/月 | 6,600円 |
| 家計簿アプリ | 540円/月 | 0円※ | 6,480円 |
| 自動車保険 | 88,440円/年 | 16,650円/年 | 71,790円 |
| 電気 | 111,756円/年 | 93,505円/年 | 18,251円 |
| 生命保険 | 62,550円/月 | 6,074円/月 | 677,712円 |
| クレジットカード年会費 | 3,300円/年 | 0円 | 3,300円 |
| ジム | 7,678円/月 | 0円 | 92,136円 |
| 合計 | 984,473円 |
※家計簿アプリは、マネフォ光の契約特典でMoney Forward MEの有料機能を追加料金なしで利用しています。
こうして見ると、わが家の場合は生命保険の見直しが一番大きかったものの、スマホや自動車保険、ジムなども年間で見るとかなり大きな金額になりました。
ここからは、実際にどんな見直しをしたのか、一つずつ紹介します。
スマホ|夫婦で年間108,204円減
まずは、毎月かかるスマホ代です。
スマホ代を見直した結果、わが家では夫婦合わせて年間108,204円の支出を減らすことができました。
格安SIMはたくさんありますが、私もスマホ代を少しでも安くしたくて、いろいろな会社の料金プランを調べて比較しました。
その結果、特に安い料金プランがそろっていたのが「日本通信SIM」と「HISモバイル」の2社でした。
ただ、私と夫では毎月使うデータ通信量が違うため、それぞれの使い方に合った格安SIMへ変更しています。
では、夫婦それぞれどのように見直したのか紹介します。
私:ソフトバンクから日本通信SIMへ乗り換えて年間82,560円減
私は10年以上ソフトバンクを使っていました。
当時は「スマホ代って月1万円くらいするものなのかな」と思い込んでいたんです。
なので、月7,173円なら1万円以内だし、まあいいかと思っていました。
今思えば、ここでもお金に無頓着だった私らしさが出ています(笑)。
でも、私の場合、自宅ではWi-Fiを使っていて、外で使うデータ通信量は月1GB以下。
そこで、日本通信SIMとHISモバイルを比較したところ、私は日本通信SIMが一番安くなることが分かりました。
そしてソフトバンクから日本通信SIMへ乗り換えました。
月7,173円 → 月293円になり、年間82,560円の削減です。
かなり安くなりましたが、ネットも通話も今までどおり使えていて、特に不便は感じていません。
夫:イルモからHISモバイルへ乗り換えて年間25,644円減
夫はもともとドコモを使っていて、その後イルモへ変更していました。
イルモに変えた時点でもスマホ代は安くなっていたのですが、私のスマホを見直したタイミングで夫の料金も調べてみることに。
夫は私よりデータ通信量が多く、月7GB以下です。
日本通信SIMとHISモバイルを比較した結果、夫の使い方ではHISモバイルが合っていたため乗り換えました。
月3,127円 → 月990円になり、年間25,644円の削減です。
夫も乗り換えてから特に不便なく使えています。


ただ、同じ家族でもスマホの使い方は違いますよね。
スマホ代を下げるには、まずは自分が毎月どのくらいデータ通信を使っているのか確認して、安い会社から選ぶことがポイントだと感じました。
そこで、とくに料金プランが安い「日本通信SIM」と「HISモバイル」の料金をギガ数別の早見表にまとめました。
「私の場合は、どっちの方がどれくらい安くなるんだろう?」と思った人は、ぜひチェックしてみてくださいね。


インターネット|家計簿アプリと合わせて年間13,080円減
スマホ代が安くなったことで、「インターネットも見直したら安くなるかも?」と思い、Wi-Fiも見直すことにしました。
それまで使っていたのはドコモ光で月額4,400円で、マネーフォワード光に乗り換えて、毎月のインターネット代を安くできました。
マネーフォワード光を選んだのは、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」の有料プランを使いたかったからです。
インターネット代は月4,400円 → 月3,850円で、年間6,600円減。
さらに、それまで月540円払っていた家計簿アプリ代も0円になったので、こちらも年間6,480円減りました。
合わせると、年間13,080円の削減です。
インターネット代だけを見ると大幅な値下げではありませんが、わが家の場合は、家計簿アプリの料金まで含めて固定費を減らせたのが大きなメリットでした。
ただ、もしわが家が家計簿アプリを使っていなかったら、「GMOとくとくBB光」を選んでいたと思います。
なぜなら、月額料金を比較するとGMOとくとくBB光の方が安いからです。
GMOとくとくBB光の料金や特徴、乗り換えるときの注意点については、こちらの記事で詳しく紹介しています。


自動車保険|年間71,790円減
自動車保険も、見直して大きく支出が減った固定費の一つです。
以前は、車を購入したときに車屋さんで勧められた代理店型の自動車保険にそのまま加入していました。
当時は自動車保険の相場もよく分かっていなかったので、「これくらいかかるのは仕方ないのかな…」って思っていました。
ところが、自動車保険も会社によって保険料が違うと知り、一括見積もりで比較してみることに。
その結果、今よりも安くなることが分かったので保険会社をへ変更しました。
年間88,440円 → 16,650円になり、年間71,790円の削減です。
これだけ安くなると、「補償をかなり減らしたんじゃないの?」と思うかもしれません。
でも、わが家の場合は逆で、保険料は安くなったのに、補償内容は以前より手厚くなりました。
最初は私も「こんなに安くなって本当に大丈夫?」と不安になったほどです。
実際に変更してからも特に困っていることはなく、見積もりから手続きまでネットでできたので、思っていたより簡単でした。
自動車保険は車を購入したときから何となく同じものを継続している人もいると思います。
いきなり保険会社を変更しなくても、今の補償内容と保険料が自分に合っているのか、一度比較してみるだけでも家計を見直すきっかけになります。
私が実際に自動車保険を見直して年間71,790円削減した方法や、保険料を安くするポイントは、こちらの記事に詳しくまとめています。


電気|年間の支払額が18,251円減
物価がどんどん上がり、光熱費の負担も気になるようになった頃、「電気の使い方を我慢する以外に、電気代を安くする方法はないのかな?」と考えるようになりました。
そこで見直したのが、電力会社です。
恥ずかしながら、以前の私は電力会社を自分で選んで変更できることすら知りませんでした。
最初は東京電力を使っていましたが、そこからいくつかの電力会社を利用し、現在はオクトパスエナジーを使っています。
オクトパスエナジーを選んだのは、ホームページでわが家の使用量などを入力して料金を確認したところ、安くなりそうだったからです。
実際の年間支払額を比べると、
年間111,756円 → 93,505円になり、年間18,251円減りました。
最初は「電力会社を変えるって、何か大掛かりな工事が必要なのかな?」と思っていたのですが、実際には工事もなく、手続きも簡単でした。
そして何より嬉しいのは、電気の使い方を我慢して支払額を減らしたわけではないこと。
夏は冷房を使うし、冬は暖房も使う。とくにケチケチすることなく、今までと同じように生活しています。
暮らしはそのままで、支払う電気代を見直せた。
「生活の満足度を下げずに支出を減らす」という意味では、わが家では特に取り組みやすかった固定費です。
生命保険|年間677,712円減
わが家の固定費見直しで、最も大きく支出が減ったのが生命保険です。
見直す前は、夫婦合わせてなんと月62,550円もの保険料を払っていました。



ビックリ!!
私は20代の頃から死亡保険や医療保険、がん保険、個人年金保険などに加入。
夫も同じように、独身時代からいくつもの保険に入っていました。
私が保険に入ったきっかけは、母の友人が保険会社で働いていたことです。
若い頃から保険の大切さを聞かされていた私は、「保険には入っておいた方がいいんだ」と、勧められるままいくつもの保険に加入しました。
なので、「本当にこの保障が必要なのか?」なんてほとんど考えたことがありませんでした。
そして独身の頃に入った保険を、結婚してからもそのまま払い続けていたんです。
家計を見直す中で保険についても調べてみると、毎月かなりの金額を払っていることに改めて気づきました。



そりゃあ独身時代からお金が貯まらないわけです(笑)
そこで、自分でも保険について調べながら、今のわが家に必要な保障を考え直し、不要だと思う保険を整理することに。
とはいえ、「本当にこの保障内容で大丈夫かな?」という不安もあったので、プロにも相談してアドバイスをもらいました。
その結果、
月62,550円 → 月6,074円になり、年間677,712円の削減です。
わが家の場合は、必要な保障を残しながら保険を整理したことで、毎月の支出を大きく減らすことができました。
クレジットカード|年間3,300円減
クレジットカードの年会費も見直しました。
私は約15年間、アメリカン・エキスプレスのカードを使っていました。



作ったきっかけは、憧れていた人がアメックスを持っていたからです(笑)
「私も同じカードを持ちたい!」という理由で作ったので、当時は年会費を払うことについてよく考えていませんでした。
本当に昔からお金としっかり向き合ってこなかった結果だな~と感じています。
でも家計を見直す中で、「今の私に、年会費を払ってまでこのカードを持つメリットってあるのかな?」と考えるようになりました。
他の年会費無料のカードでも困ることなく使えていたので、アメックスは解約しました。
現在は、SBI証券のクレカ積立にも使える三井住友カード(NL)を主に利用しています。
年会費3,300円 → 0円になり、年間3,300円の削減です。
年間3,300円は、ここまで紹介してきた固定費と比べれば小さな金額です。
それでも、今の自分には必要ないものに毎年なんとなくお金を払い続けるより、好きなことに使ったり、貯めたりした方が私はうれしい。
そんなふうに思えるようになったのも、固定費を見直してお金と向き合うようになったことで、少しは成長できたからなのかな~と思っています。
ジム|年間92,136円減
夫が運動不足解消とダイエットのために通っていたジムも見直しました。
月額料金は7,678円。
しっかり通っていればよかったのですが、多くても週1回。少ないときは月に1回くらいしか行かないこともありました。
これでは、さすがにもったいない。
そして何より、



月7,678円かけてるカラダにはなっていない!と妻の私が判断しました(笑)
そこで月額制のジムは解約。
月7,678円 → 0円になり、年間92,136円の削減です。
といっても、運動そのものをやめたわけではありません。
その後は夫婦でバドミントンを始めたり、市営ジムを利用したりしています。
バドミントンは1回500円、市営ジムは1回300円。
どちらも都度払いなので、利用したときだけお金がかかります。
ジムをやめても生活の満足度は下がりませんでした。
それどころか、夫婦で一緒にバドミントンをするようになって、共通の趣味まで増えました。
支出は減ったのに、楽しみは減らなかった。
わが家にとっては、そんな固定費の見直しになりました。
固定費見直し、どこから始める?実際にやって分かった手軽さと効果
ここまで紹介した固定費を実際に見直してみて感じたのは、見直しの手軽さも、家計へのインパクトもそれぞれ違うということです。
わが家の場合、特に手軽だったのは電気と自動車保険でした。
一方で、最も大きく支出が減ったのは生命保険。
スマホやネットは契約変更の手続きは必要でしたが、一度見直したあとは毎月の支払額が下がるので、効果を実感しやすかったです。
どこから見直したらいいのか迷っている方に、ここではやってみて分かったそれぞれの特徴やメリットなどをご紹介します。
いちばん手軽だったのは、電気
私が見直した中で、一番「こんなに簡単なんだ!」と思ったのが電気です。
私がオクトパスエナジーに変更したときにやったことは、本当にシンプルでした。
使用量などを入力する
→ 料金を確認
→ 安くなりそうだったので変更
ほぼこれだけです。
スマホやインターネットの乗り換えのように、変更後に端末やWi-Fiの設定をする必要もありませんでした。
「電力会社を変える」ってもっと大変なことだと思っていたので、あまりに何もなくて拍子抜けしたくらいです。
だから、「まずは手軽にできる固定費から節約してみたい」「冷房や暖房など細かく節約せずに電気代を減らしたい」という人には、今の電気代がどのくらい安くなるのか確認してみるのがおすすめです。
簡単なのに節約効果が大きかったのは、自動車保険
自動車保険も、手軽に見直せたのに節約効果が大きかった固定費です。
わが家がやったのは、一括見積もりを使って複数の自動車保険を比較したことです。
一社ずつ自分で調べなくても、複数社の保険料を比べながら、その中から安い保険を選べたのでラクでした。
そして比較した結果、かなり安くなることが分かったので変更。
わが家では年間71,790円減ったうえ、補償内容も以前より手厚くなりました。
自動車保険は「保険だから見直すのが大変そう」と思っていましたが、実際にやってみると、まずは比較するだけなので思っていたよりずっと簡単でした。
節約効果も大きいので、簡単に比較していくら節約できるか知りたい人にはおすすめです。
毎月の効果を実感しやすいのは、スマホ・ネット
スマホやインターネットの見直しって、正直ちょっと面倒そうじゃないですか?
私はまさにそう思っていました。
特に格安SIMは、最初に知ったとき
「なんか難しそう」
「乗り換えも面倒そう」
と思ってスルー。
しかも、スマホ代がそんなに安くなるなんて、ちょっと怪しいとすら思っていました(笑)。
そんな私が重い腰を上げたきっかけは、あるYouTube動画でした。
「大手キャリアをつかいながら、お金を増やせるわけがない」
という内容を聞いて衝撃を受け、「そんなに違うなら一度ちゃんと調べてみよう」と思ったんです。
そこから夫婦それぞれのデータ使用量を確認して格安SIMを比較。インターネットも一緒に見直しました。
インターネットをマネフォ光に変更したことで、それまで月540円払っていた家計簿アプリ「Money Forward ME」も追加料金なしで使えるように。
結果、スマホ・ネットの見直しに、この家計簿アプリ代の削減も合わせると、年間121,284円。
月平均にすると、約10,000円の支出減です。
手続きや設定など多少やることはありましたが、それは最初の一度だけ。
一度やってしまえば、その後は今までと同じようにスマホやネットを使っているだけで、毎月の支払額が約1万円少なくなりました。
実際にここまで減ると、最初に感じていた「面倒そう」なんて小さなものだったなと思います。
むしろ今は、「こんなに変わるなら、もっと早くやればよかった!」と思っているくらいです。
私のように「面倒そう」と後回しにしている人も、一度今の料金と比べてみると、その手間以上の節約効果があるかもしれません。
いちばん効果が高かったのは、生命保険
わが家で、圧倒的に家計へのインパクトが大きかったのが生命保険です。
ただ、電気や自動車保険のように「ネットで比較して変更!」とはいきませんでした。
自分たちに必要な保障を考えたり、プロに相談したりする必要があったので、ほかの固定費に比べると、少しハードルは高めでした。
でも、わが家の場合はそのハードルを超えた先の効果が圧倒的でした。
保険を整理した結果、毎月の保険料は大幅に減り、年間677,712円の削減。
さらに、解約した保険から戻ってきた解約返戻金は、夫婦合わせて4,266,184円。約426万円です。
(※この約426万円は加入していた保険を解約したことで戻ってきたお金なので年間984,473円の削減額には含めていません。)
わが家にとっては、毎月の保険料が大きく減ったうえに、まとまったお金が手元に戻ってきたことも大きな変化でした。
毎月節約できるようになったお金と、戻ってきた解約返戻金の一部はNISAにも回し、今では将来のための資産形成に役立っています。
「もっと保険料を安くしたいけど、自分で保障内容を判断するのは不安」という人は、一度プロに相談して今の保険を確認してみる価値はあると思います。
まとめ|固定費見直しは、我慢せずに手元に残るお金が増える!
固定費を見直した結果、
わが家では年間984,473円、月平均約82,000円の支出を減らすことができました。
以前の私は、お金を増やすなら「もっと働く」、節約するなら「使うのを我慢する」というイメージを持っていました。
でも、実際に固定費を見直してみると、そのどちらでもありませんでした。
- スマホもネットも今までどおり使う
- 夏は冷房を使うし、冬は暖房も使う
- 必要だと思う保険は残す
- 楽しみまで削らない
それでも、毎月出ていくお金は大きく減りました。
しかも固定費は、一度見直してしまえば、その後は毎日のように節約を頑張らなくても、支出が減った状態が続きます。
わが家の場合、固定費を見直したことで、生活の満足度をほとんど下げることなく、出ていくお金を大きく減らせました。
ここまで家計が変わるなら、



もっと早くやればよかった!
と思っています。
もしこの記事を読んで「うちも固定費を見直してみようかな」と思ったら、気になったものから一つ、実際に今の料金と比べてみてください。
固定費の見直しは、我慢するための節約ではなく、好きなことや将来のために使えるお金を増やすきっかけになると思いますよ。





